未解決のまま (Up in the air)
南極海における海洋-大気間の二酸化炭素(CO2)の流れを理解することは、世界のCO2収支を定量化するために必須である。しかし、悪条件下の計測は高品質のデータ収集を困難にしており、それゆえに定量的な描写にはまだ手が届かない状態である。Longたちは、航空機によって得られた大気中CO2濃度の計測結果を報告しており、最近の他の観測結果が示してきたよりも、夏季期間のより大量の取り込み量と冬季期間のより少量のガス放出によって、南緯45°以南の海洋への炭素の年間正味の流れが大量にあることを示している。(Uc,ok,nk,kh,kj)