より高次元の位相を見る (Viewing topology in higher dimensions)
物理系の対称性と位相は、位相的な性質を支配する対称性と密接な関係がある。準結晶は秩序系であるが、並進対称性や回転対称性を持たない。が既に、準結晶が高次元の結晶を低次元空間に射影したものとして理解できることを示している。Tsessesたちは、位相的不変量に対するこの投影の意味を研究するために、プラズモン・ベースのシステムを開発した。 4次元空間に入り、それを2次元に射影すると、プラズモン準結晶上の光波の複雑なダイナミクスは、4次元の位相的電荷ベクトルの運動とそれに関連する位相的電荷保存則を示した。この方法により、より高次元の位相系の研究が可能になる。(Wt,kh)