共生のためにドアを開けておく (Keeping the doors open for symbiosis)
マメ科植物による窒素固定は、植物と微生物の共生関係の結果として生じる。植物と微生物が一緒になって、植物の根の上に細菌を収容する根粒を形成する。Tsikouらは、ミヤコグサの地上のシュートで作られ根へと位置を変えるマイクロRNAを同定した。根の中で、マイクロRNAは共生を抑制する重要な因子を転写後調節してて、感染していない根を共生細菌による増殖性感染にかかりやすくしている。(ST,KU,kj,nk)
- シュート:茎と葉からなる単位で、維管束植物の地上部の主要器官