キンギョソウはどうやってその色を選択したのか (How the snapdragon chooses its color)
ある種のキンギョソウでは、マゼンタ色が地になっている黄斑が、最高の訪問場所であることをミツバチに教える。 近縁の亜種の花々は、主が黄色で、そこに目標であることを示すマゼンタの筋を持つ。 Bradley たちは、色模様を調節する遺伝子座を分析した。 この遺伝子座は、色素の生合成を抑制する小さな RNA の群をコードする逆位の遺伝子重複を含んでいる。 キンギョソウの亜種が共存するピレネー地方由来の花の分析は、自然淘汰がこの遺伝子座に作用していることを示している。(MY,ok,kj,kh)
- 逆位の遺伝子重複:ゲノム中にすでにある遺伝子が重複してゲノム中に作られ、作られた遺伝子の一方が、その相補配列をとり、元の配列に対して逆向きになっていること。 例えば 5'---TTACGnnnnnnCGTAA---3'。