AbstractClub - 英文技術専門誌の論文・記事の和文要約 |
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Michael J. McGandy, Norton Professional Books
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 1, pp. 4-8 , January-March 2006
我々が視たりやり取りしたりするビデオが、環境にどのように貢献するかについて、実際その定義もなされていない状況で、深く考えることはまれである。もし仮に、ビデオが我々の体験を助ける主な手段になったとしたらどうだろうか?本稿では、McGandyが、ビデオアーティストの第一人者であるBill Violaについて述べる。Violaの作品、そのコンテキスト、反響、及びそのスケールにより、総合的な環境を作り出し、ユーザ体験をより豊かにするが、それでもなお背景にある洗練された技術はユーザからは見えないようになっている。彼の作品は、芸術と最新技術の統合により、最も内なる現実感の探検を助ける。
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Andrew Senior, IBM T.J.Watson Research Center Alejandro Jaimes, FXPAL Japan, Fuji Xerox Wolfgang Muench, LASALLE-SIA College of the Arts, Singapore
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 1, pp. 9-11 , January-March 2006
本稿で著者はACMマルチメディア学会のインタラクティブアート展示会のハイライトを紹介する。
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Alejandro Jaimes, FXPAL Japan, Fuji Xerox
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 1, pp. 12-19 , January-March 2006
我々は文化面での環境というものをデジタル化し、マルチメディアシステムで利用しようと研究している。しかし、我々は文化(毎日の文化及び職業としての文化の両方)の中にいることで、マルチメディアのインターフェースとコミュニケーションが、各文化に特有のモノであることを忘れてしまっている。本稿では国(及び文化)の多様性から端を発した重要な洞察を紹介する。また学際的マルチメディアコミュニティの内情についても紹介する。
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Thecla Schiphorst, Simon Fraser University
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 1, pp. 20-23 , January-March 2006
本稿では、マウスとボタンによりなされる現在のコンピュータとのインタラクションを超えた、新しい方法を扱っている。本稿で著者は、注意をひくための方法、及び他者と接続する方法として触覚が利用できるか検証している。
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Kwang-Sik Shin, Inha University, Korea Wan-Oh Yoon, Inha University, Korea Jin-Ha Jung, Inha University, Korea Sang-Bang Choi, Inha University, Korea
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 1, pp. 24-36 , January-March 2006
ワイヤレス環境における並列サーバーのための我々の新しいマルチメディアトランスミッション及び同期法により、ビデオオブジェクト面のタイプに従ってサーバーにMPEG-4データをストアすることができるようになる。負荷の不均一、アクセス集中、及びジッターに対応するためにこの高度マルチメディアトランスミッションスキームを開発し、その中でデータストライピング、優先順位付けクエリ、及びマルチメディア同期の3点について検討を行った。
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Kanav Kahol, Arizona State University Priyamvada Tripathi, Arizona State University Sethuraman Panchanathan, Arizona State University
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 1, pp. 37-45 , January-March 2006
各人が持つ、基本的な動き(ジェスチャー)の語彙及びスタイルに適応した、動きアノテーションのための新しい手法を紹介する。このシステムは連続的な動き系列をジェスチャーに分割し、直感的な階層表現によるパーソナライズされたアノテーションを用いて文書化される。本システムの初期評価により、本手法によるソフトウェアは、ダンスやスポーツなどの教育の効果的な助けとなることが示される。
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Radhakrishna S.V. Achanta, muvee Technologies Wei-Qi Yan, Columbia University Mohan S. Kankanhalli, National University of Singapore
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 1, pp. 46-55 , January-March 2006
アマチュアホームビデオは、作成者の意図を効果的に伝えることはまれである。これは主に従来のコンシューマ品質のビデオカメラの限界及びビデオの後処理の難しさに起因している。本稿で著者は、オフラインビデオ撮影術と自動化された連続編集コンセプトに基づく、ビデオの目的を伝えるための一般的なアプローチを説明する。また4つの基本的な感情(歓喜、平静、憂鬱、及び興奮)に対する本システムの働きを示す。
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Ahmed Shawky Moussa, Cairo University, Egypt
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 1, pp. 56-64 , January-March 2006
MIDIには、柔軟なマイクロチューニング可能なシステムの開発時にまでさかのぼる、本質的な制約がある。本稿では既知の解法を評価し、MIDIネットワークにおける大規模なマイクロチューニング問題を取り扱う。ここではMIDI技術の一般的な弱点及び不足技術について取り扱う。そのうえで、著者が開発、特許出願したU-Tuneと呼ばれるプロトタイプシステムを説明する。このシステムはMIDIネットワークにおける大規模なマイクロチューニングの実装を改善するものである。
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Namunu C. Maddage, Institute for Infocomm Research
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 1, pp. 65-77 , January-March 2006
本稿で提案するアプローチは、ビート空間分割、コード、歌声の境界、そしてメロディ及びコンテンツに基づいた類似領域を利用することにより楽曲の構造を自動的に検出する。実験結果により提案アプローチが、ミュージックアプリケーションのための有用な情報を抽出する能力を持つことが示される。
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Manuel Esteve, Universidad Politecnica de Valencia, Spain Carlos E. Palau, Universidad Politecnica de Valencia, Spain
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 1, pp. 78-83 , January-March 2006
本稿では、現在バレンシア市で導入が進められている革新的な交通管理システムについて議論する。このシステムの主要な特徴として、オープンソースソフトウェアを活用し、インターネットプロトコル上でのMPEG-4ビデオストリーミングを利用することである。このビデオストリーミング管理は特に洗練されたもので、これにより柔軟かつ効率的、そして信頼性の高いサービスを提供できる。他の重要な要素は通信ネットワークの設計である。本件でポイントとなるのは、柔軟性、拡張性、そして耐故障性である。本稿で著者は、全域木プロトコルに基づいた物理的頑健性を持つ階層的ネットワーク構造を用いることで、これらのポイントを押さえたシステムを開発した。本システムは特に都市部の交通管理のためのものであるが、他のコンテキストや環境に対しても簡単に再構成することが可能である。
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Rajarathnam Chandramouli, Stevens Institute of Technology
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 1, pp. 84-85 , January-March 2006
本書籍レビューでは、学生が教室にいる状況下で、マルチメディアを使って彼らの学習を助ける様々な方法について議論する。
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Giorgos Stamou, National Technical University of Athens Jacco van Ossenbruggen, CWI, The Netherlands Jeff Z. Pan, University of Aberdeen Guus Schreiber, Free University of Amsterdam
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 1, pp. 86-90 , January-March 2006
全ての形態のマルチメディア(画像、ビデオ、グラフィック、音楽、スピーチ)がウェブ上で爆発的に増大している。これらのコンテンツの効率的な検索のためには、アノテーション及びインデクス付けされる必要がある。しかし最近のマルチメディアメタデータのための標準及びベストプラクティスは、マルチメディアコンテンツのセマンティックにリッチな記述を与えてくれない。他方、the World Wide Web Consortium’s (W3C’s)のセマンティックウェブは、ウェブリソースのアノテーションのためのセマンティクスの先進技術について、大きな進展を見せている。このギャップを埋めるために、セマンティックウェブ上でのマルチメディアアノテーションについて研究するための新しいW3Cタスクフォースが組織された。本稿では、マルチメディアコンテンツをセマンティックにアノテーション付けするための問題について検証し、マルチメディアメタデータとセマンティックウェブとの統合について説明する。
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Keith Baker, Philips Applied Technologies
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 2, pp. 4-7 , April-June 2006
本稿ではインタラクティブTVがこれまでに成功していない理由について議論する。著者はこの議論の成果を利用して、既存技術を利用したpeer to peerネットワークにおいて、ユーザが求める体験を提供する方法の概要を述べる。このコンテキストで著者は技術の果たすべき役割を批判的に論じ、コンテンツプロバイダーの役割も変化しつつあると述べる。
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Daniel Fleckles
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 2, pp. 8-14 , April-June 2006
本稿では、芸術家Daniel Flecklesが、彼のデジタル世界がどのように発展してきたかについて詳細に説明する。今日創造性は芸術家の専門領域ではなく、科学もまた科学者だけのものではない。本稿では彼の提唱するPicturing System(写真システム)の原点とこれまでの開発経緯について詳細に説明する。このシステムは彼の研究の方法論の基盤となるものであり、また多くの場合において研究成果の柱である。このシステムそのものと、このシステムが如何にして複雑かつ洗練された芸術パターンの生成を助けるかについて説明する。このような芸術と技術の素晴らしい融合こそが、本研究の最高の成果である。Flecklesが説明するように、コンピュータが人間の手による絵画より、高品質のより高解像度な写真を提供するとしても、彼のパターンは、その前提となる問いかけによって有意義足りうる。
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Susanne Boll, University of Oldenburg, Germany
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 2, pp. 15-17 , April-June 2006
本稿で著者である新しいコラム欄エディターは、マルチメディア分野がどこでどのようにして生まれ、どのように発展していくかについて、彼女のビジョンと視点を述べる。
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Engin Erzin, Ko? University, Turkey Y? Yemez, Ko? University, Turkey A. Murat Tekalp, Ko? University, Turkey Ayt? Er?il, Sabanci University, Istanbul Hakan Erdogan, Sabanci University, Istanbul H?seyin Abut, Sabanci University, Istanbul
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 2, pp. 18-31 , April-June 2006
次世代車両が、運転者の運転経験向上のためにバイオメトリクスに基づく人物認識機能を持つことはほぼ確実である。現在の技術では、このようなシステムは困難な条件下では充分な性能が発揮できない。本稿で提案するフレームワークにより、人物認識を様々なバイオメトリクスモダリティと上手く組み合わせる。2つのケーススタディを実施した。
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Madjid Merabti, Liverpool John Moores University David Llewellyn-Jones, Liverpool John Moores University
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 2, pp. 32-42 , April-June 2006
インターネットの普及により、マルチメディアコンテンツの配布法は革命を遂げた。これはコンテンツ作成者とユーザのデジタル的な権利の管理法にも影響を及ぼしている。しかしユビキタスコンピューティングは更にこのデジタル権利管理を変革するだろう。残念ながら現在の技術は、この変革に上手く対応できないだろう。セルオートマトンを用いてシステム全体での信頼レベルを測量することで、分散型信頼性管理(distributed trust)は、前記の変革におけるデジタル権利管理の問題の解消の助けとなりうる。
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Filippo Ricca, ITC-irst Paolo Tonella, ITC-irst
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 2, pp. 44-51 , April-June 2006
ウェブアプリケーションの品質向上では、自動化された評価ツールが必要となるだろう。そのようなツールの多くは既に商用製品もしくは研究のプロトタイプとして利用可能である。本稿では、ReWeb及びTestWebと呼ばれるシステムにより、4つのケーススタディにおける異常及び故障の検出を行う。ウェブ解析及び試験のための様々な機能を提供する、上記以外の既存ツールについても議論する。
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Simon Lui, Hong Kong University of Science and Technology Andrew Horner, Hong Kong University of Science and Technology Lydia Ayers, Hong Kong University of Science and Technology
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 2, pp. 52-59 , April-June 2006
音声多重化の特定の制約を考慮する必要のあるMIDIからSP-MIDIへの変換は、携帯電話業界で問題となっている。Note-stealingなどの単純な特定多重音声の削減アルゴリズムでは、重要な音楽の情報が失われたり、混乱させられたりする可能性がある。それゆえ、本稿で我々は、知覚上最も重要性の低い音声情報を削減し、最も重要なフレーズ情報を保持するphase-stealingアルゴリズムを紹介する。評価実験では、被験者はこの方法に肯定的だった。
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Biao-Bing Huang, Central South University, China Shao-Xian Tang, Central South University, China
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 2, pp. 60-66 , April-June 2006
我々の可視ウォーターマークアルゴリズムでは、入力画像及びウォーターマーク画像の大域的及び局所的特徴を利用して混合係数(composite coefficients)を計算する。このために離散ウェーブレット変換領域でコントラストに感のある関数とブロック識別を用いる。入力画像及びウォーターマーク画像は異なるブロックに分割され、視覚マスキング処理により識別される。実験結果により、このアプローチが他のモノよりもより良い視覚効果を与えることを示される。
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Wenjun Zeng, University of Missouri-Columbia Junqiang Lan, University of Missouri-Columbia Xinhua Zhuang, University of Missouri-Columbia
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 2, pp. 68-76 , April-June 2006
マルチメディアコンテンツ適応によりユーザは、様々なアクセスネットワーク、クライアントデバイス、そしてユーザプロファイルを用いて、同一の情報リソースにアクセスすることができるようになる。しかしコンテンツ適応は同時にセキュリティ問題をもたらすものである。本稿では、コンテンツ適応による潜在的なセキュリティ問題について深く考察し、一般的なセキュリティアーキテクチャ及び要求について解析する。特にシステムのどこにセキュリティ機能を持たせるのか、またそれがどのように機能性に影響を与えるのかについて述べる。
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Richard Levy, University of Calgary Peter Dawson, University of Calgary
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 2, pp. 78-83 , April-June 2006
本稿では、北極圏のテューレ文化のクジラ髭で作られた家の構造の再構成のために、最新のレーザースキャンによる三次元画像技術の利用について述べる。主要な技術要素(データ取得、データモデリング、表示、及びインタラクション)は全てカバーされ、検証や教育などを目的とした考古学の研究がこのような最新技術からどのように恩恵を受けられるかを示す。本稿の研究はクジラの骨格モデルを構成することを目的としているが、仮想現実技術に関心を持つ研究者、技術者、設計者、及び考古学者に対して足がかりを与えるものである。インタラクティブなデジタルメディアは、マルチメディア研究におけるトレンドとなっている。これはユーザがメディア情報を利用する際に没入型の経験を提供することを目的としている。
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John R. Smith, IBM T.J. Watson Research Center Peter Schirling, IBM T.J. Watson Research Center
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 2, pp. 84-88 , April-June 2006
メタデータに関する標準はマルチメディアデータの真の価値を利用するための鍵となる重要性を持っている。しかしマルチメディアメタデータ標準の分野は未だ成熟しているとは言い難い。我々は我々のPCにあるマルチメディアコンテンツを定常的に利用してはいるが、メタデータのデータフローはきちんと整えられているわけではない。本稿ではマルチメディア標準分野の概要を与え、様々な要求と使用法を満たすための技術的課題を同定する。マルチメディア分野のメタデータの価値を活かすために、メタデータ標準はよりモジュール化した形で協同的に動作するようにした方がよい。
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Tammi Titsworth, Lead Editor
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 3, pp. 1, 4-5 , July-September 2006
本稿では全米放送社協会(National Association of Broadcasters)の2006年会議で紹介された最新のIPTV及びモバイルデジタルテレビのイノベーションについて議論する。
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Nadia Magnenat-Thalmann, MIRALab, University of Geneva Ugo Bonanni, MIRALab, University of Geneva
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 3, pp. 6-11 , July-September 2006
仮にあなたの友達が自分のカシミアのセーターについてあなたに語っているとしよう。そして仮にあなたがそのセーターに触ることができ、カシミアウールの非常にソフトな触感を楽しめるとしよう。これらが全てウェブ上の仮想チャットルームで遠隔的に可能だとしたらどうだろうか?本稿では、仮想織物の触覚に関する研究を紹介する。これは人間の触覚をマルチモーダルユーザーインターフェースに統合するための触感研究プロジェクトの一部として行われたものである。触覚を利用できるようになることは、次世代の没入型マルチメディア経験に向けた大きな前進である。
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Milena Radenkovic, The University of Nottingham, UK Tom Lodge, The University of Nottingham, UK
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 3, pp. 12-15 , July-September 2006
全国的運動により駆動されるマルチメディアアプリケーションの技術課題と社会的な意味について検討する。これらのアプリケーションにより、一定レベルの公衆の参与と、我々が考える以上の大規模な公衆と向かい合うことが可能になる。
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David G. Stork, Ricoh Innovations
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 3, pp. 16-20 , July-September 2006
コンピュータシステムは、我々が絵画と巨匠たちの画法を理解する助けとなるだろうか?本稿は3本の論文からなるシリーズの最初の1本であり、David G. Storkがコンピュータビジョンと画像解析の手法を利用し、芸術と芸術史に新たな光をさす方法について述べる。本稿の主題は遠近法であり、以下のような問いに答えるためのものである:最近になって考証され始めたように、ルネッサンス期の芸術家は光学的な投影を使っていたのか?
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Sethuraman Panchanathan, Arizona State University
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 3, pp. 22-23 , July-September 2006
本稿でゲスト編集者は触感インターフェースについて議論し、本特別号の関連論文について概説する。
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Gabriel Robles-De-La-Torre, International Society for Haptics
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 3, pp. 24-30 , July-September 2006
視覚を失うのと、触覚を失うのではどちらがより大きな損失だろうか?触覚(より一般的には体性感覚)は多くの場合低く見積もられている。殆どの体性感覚情報は視覚情報で適切に補填することができない。仮に体性感覚が失われたとしたら、手による作業の手際や、触覚能力、歩行、四肢の位置の感覚などに重大な障害となるだろう。主要な体性感覚の欠如が実際の環境で人間に及ぼす影響と同じように、仮想環境において不適切な体性感覚フィードバックを与えることは、ユーザのパフォーマンスを低下させる可能性がある。
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Chetan Jadhav, State University of New York at Buffalo Pravin Nair, State University of New York at Buffalo Venkat Krovi, State University of New York at Buffalo
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 3, pp. 32-39 , July-September 2006
上肢の機能不全を持つ患者の触覚障害の遠隔リハビリテーションフレームワークを紹介する。これは患者の自宅で機能提供することが望ましい例である。特に商用利用されているすぐに利用可能な(commercial-off-the-shelf: COTS)触覚フォースフィードバックハンドル型インターフェースとPCを利用することで、触覚利用仮想運転環境(haptic Virtual Driving Environment:hVDE)を構築する。このフレームワークとパラメトリック型の運動/動きのプロトコルと組み合わせは、低価格且つ没入型の、ユーザ毎にカスタマイズされた個人用動きトレーナーの構築のカギとなるものである。上記のプロトコルは、複雑性を様々に変化させた運転訓練として構造化さるものである。
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Nikolaos G. Tsagarakis, University of Salford, UK John O. Gray, University of Salford, UK Darwin G. Caldwell, University of Salford, UK Cinzia Zannoni, Biocomputing Competence Center (CINECA) Marco Petrone, Biocomputing Competence Center (CINECA) Debora Testi, Institute of Orthopedics Rizzoli Marco Viceconti, Institute of Orthopedics Rizzoli
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 3, pp. 40-48 , July-September 2006
本稿で著者は、マルチモーダルインターフェースを、股関節形成手術の手術前の計画立案に、没入型立体視ディスプレイと触覚情報を統合するインターフェースを組み合わせる。このマルチモーダルアプリケーションフレームワークの概要を紹介し、触覚情報をこの分野に導入することの利点について議論する。
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Megumi Nakao, Nara Institute of Science and Technology Kotaro Minato, Nara Institute of Science and Technology Tomohiro Kuroda, Kyoto University Hospital Masaru Komori, Shiga University of Medical Science Hiroshi Oyama, University of Tokyo Takashi Takahashi, Kyoto College of Medical Technology
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 3, pp. 50-60 , July-September 2006
本研究では、生体弾性に関する知識を、医療分野におけるエキスパートから初心者である訓練者に伝達するための実用的な環境を構築する。変形可能な仮想解剖モデルとの触覚インタラクションを通じて手術の手順をシミュレートすることで、エキスパートがモデルの弾性条件を設定する。訓練者は、上記の手術手順を試みることで、シミュレートされた触覚情報を経験することができる。
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Olarn Wongwirat, Tokai University Shigeyuki Ohara, Tokai University
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 3, pp. 62-69 , July-September 2006
ネットワーク遅延は、遠隔触覚を用いたシミュレーションに基づく遠隔手術アプリケーションのための触覚ディスプレイの実運用上の不安定性に影響を与える。触覚メディアの同期制御機構により、ネットワーク遅延による影響を緩和し、上記のアプリケーションの遠隔触覚能力を向上させることができる。
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Roope Raisamo, University of Tampere, Finland Arto Hippula, University of Tampere, Finland Saija Patom?ki, University of Tampere, Finland Eva Tuominen, University of Tampere, Finland Virpi Pasto, University of Tampere, Finland Matias Hasu, University of Tampere, Finland
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 3, pp. 70-76 , July-September 2006
視覚障害を持つ子供を被験者としたマルチモーダルアプリケーションのテストのためには、特別な方法と手順が必要である。本稿では、SensAble Phantom装置を利用し、ステレオ音響情報と画像フィードバックと共に、触覚フィードバックも生成する。また、フォースフィードバックゲームコントローラーや触感フィードバック機器などの低コストの触覚装置についても同様に試験した。これらにより視覚障害を持つ子供を被験者としたマルチモーダルアプリケーションのユーザビリティテストの実行方法について議論する。
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Yang Xiao, University of Alabama Max H. Garzon, University of Memphis Michael Nolen, University of Memphis
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 3, pp. 78-84 , July-September 2006
通信帯域幅の狭さにより、実時間ビデオ情報のモバイルワイヤレスネットワークでの利用は高価且つ転送距離の短いものとなってしまっている。ユーザの顔情報をテキストベースの顔情報ベクトル記述に置き換え、音声情報と直列に転送する方式は、最小の通信帯域幅のみを必要とし、様々なワイヤレスネットワークにおける実時間のテレビ電話を可能にする。
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Milind Naphade, IBM T.J. Watson Research Center John R. Smith, IBM T.J. Watson Research Center Jelena Tesic, IBM T.J. Watson Research Center Shih-Fu Chang, Columbia University Winston Hsu, Columbia University Lyndon Kennedy, Columbia University Alexander Hauptmann, Carnegie Mellon University Jon Curtis, Cyc Corp.
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 3, pp. 86-91 , July-September 2006
マルチメディアコンテンツに対する機械によるタグ付けのために強力な手法が出現するに従い、そのコンテンツの根底にある語彙を標準化することの重要性がこれまでにないほど増してきている。この標準化により相互運用性が確保され、マルチメディアコミュニティは、よく整備されたセマンティクスに関する現在の研究に集中することができる。本コラムではマルチメディア研究者、図書館学の研究者、及びエンドユーザが共同で行っている、ニュース放送の映像情報を記述するための大規模な標準化された分類法の開発の最新情報を紹介する。マルチメディアのための大規模コンセプトオントロジー(The Large-Scale Concept Ontology for Multimedia: LSCOM)は、この種の最初のシステムであり、エンドユーザの利便性を向上させる要求と、大規模なセマンティック空間をカバーする要求を同時に満たすように設計されている。これにより、自動抽出を可能にし、広範な放送ニュース映像データセットの観測性を向上させる。
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Konstantinos Moustakas, Aristotle University of Thessaloniki Dimitrios Tzovaras, Aristotle University of Thessaloniki Michael G. Strintzis, Aristotle University of Thessaloniki Sebastien Carbini, France Telecom R&D Olivier Bernier, France Telecom R&D Jean Emmanuel Viallet, France Telecom R&D Stephan Raidt, INP-Grenoble Matei Mancas, Faculty of Engineering, Mons Mariella Dimiccoli, Technical University of Catalonia Enver Yagci, Bogazici University Serdar Balci, Bogazici University Eloisa Ibanez Leon, Technical University of Madrid
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 3, pp. 92-100 , July-September 2006
本稿で著者はマルチモーダル自然インターフェースであるMasterpiece(Multimodal Authoring Tool with SIMILAR Technologies from European Research utilizing a Physical Interface in an Enhanced Collaborative Environment:拡張協調環境における物理的インターフェースを利用したSIMILAR技術を用いたマルチモーダル発行ツール。欧州での研究活動の成果)について議論する。著者は三次元検索機能を用いて仕事を行う設計者や技術者のための発行ツールとMasterpieceとを組み合わせる。
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Michael Stini, Heinrich Heine University Dusseldorf Martin Mauve, Heinrich Heine University Dusseldorf Frank H.P. Fitzek, Aalborg University
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 4, pp. pp. 1, 4-6 , October-December 2006
今日、デジタルコンテンツは、どこにでもあり、またどこからでもアクセスできる。しかしその正当な所有者は時としてこれができないことがある。これまでのデジタル権利管理(digital rights management)は禁止と保護によって成り立ってきた。本稿で著者は、所有の観点からデジタル権利管理にアプローチする。適切な制御により、消費者は、所有するデジタルコンテンツの利用、共有、取引が可能となり、またそのデジタルコンテンツが実世界における価値を持つことを喜ぶだろう。
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David G. Stork, Ricoh Innovations Micah K. Johnson, Dartmouth College
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 4, pp. 12-17 , October-December 2006
ある写真が改竄されているかどうかを判定することは可能である。またそのような場合には、その写真を何かの証拠として利用することをやめることもできる。写実派の芸術に関しては、これはどの程度正しいと言えるだろうか?本稿は3本の論文からなるシリーズの第二本目であり、David G. StorkとMicah K. Johnsonが、デジタル画像を法廷での証拠として利用するための解析技術を、絵画の解析に適用する方法ついて説明する。光と影を調べることで、絵画の作者がどのような手法を用いてシーンを、より“現実的に”描いたのかを明らかにし、芸術史の問題に新たな光をさす。
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Jim Gemmell, Microsoft Hari Sundaram, Arizona State University
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 4, pp. 18-19 , October-December 2006
CARPEプロジェクトについて議論し、本特集号に含まれるいくつかの論文にていて、要点を述べる。
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Kenji Mase, Nagoya University Yasuyuki Sumi, Kyoto University Tomoji Toriyama, Advanced Telecommunications Research Institute International Megumu Tsuchikawa, Advanced Telecommunications Research Institute International Sadanori Ito, Advanced Telecommunications Research Institute International Shoichiro Iwasawa, Advanced Telecommunications Research Institute International Kiyoshi Kogure, Advanced Telecommunications Research Institute International Norihiro Hagita, Advanced Telecommunications Research Institute International
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 4, pp. 20-29 , October-December 2006
人間同士のコミュニケーションや、人間とロボットとのコミュニケーションの良い起点としての活動の記録を明示的に利用し、経験、記憶及び知識の共有を行う。特に、長期間利用可能なインタラクションに基づいたツールとして、視聴覚情報を利用した、ユビキタスで着用可能な経験デジタル化技術に着目する。着用可能なインタラクション追跡器などのいくつかの機器を既に開発した。これにより人間の活動のインデクス付き記録を助ける。
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Daniel P.W. Ellis, Columbia University Keansub Lee, Columbia University
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 4, pp. 30-38 , October-December 2006
我々はこれまで2年にわたり、個人の周りにある音を集めてきた。これには本質的には我々が聴く全ての音が含まれる。またこのデータを元にいくつかのインデクス付け法とアクセス法について試験してきた。本稿ではこれらの録音をいくつかのエピソード(音響的に比較的整合性の高い状態であり、数分以上続くもの)に分割し、ラベル付けする実験について説明する。これには(話者分割技術から導入された)ベイズ情報基準(Bayesian Information Criterion)とスペクトルクラスタリングを用いている。
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Mark Blum, Massachusetts Institute of Technology and Swiss Federal Institute of Technology in Z? Alex (Sandy) Pentland, Massachusetts Institute of Technology and Swiss Federal Institute of Technology in Z? Gerhard Tr?ster, Massachusetts Institute of Technology and Swiss Federal Institute of Technology in Z?
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 4, pp. 40-48 , October-December 2006
我々が開発した着用可能なデータ収集システムにより、ユーザは彼らの経験を継続的に拡張される適応的なマルチメディア日記として収集することができる。inSenseと呼ばれるシステムは、カメラ、マイク、加速度計からのパターンを利用し、ユーザの活動を識別し、ユーザが“興味深い”状況にあるときに、自動的にマルチメディアクリップを収集する。
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Exploring Multimedia Correlation and Synchronization for Web-Based Language Learning Herng-Yow Chen, National Chi Nan University Kuo-Yu Liu, National Chi Nan University
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 4, pp. 50-61 , October-December 2006
ウェブに基づいたマルチメディア授業プロジェクトで例証されるとおり、ウェブ文書にマルチメディアを導入することは、直接的かつ効率的な知識伝達手段である。このプロジェクトで開発されたシステムは、英語と中国語の自己学習のために設計された。このプロジェクトでは、インストラクターによる授業や、適当なニュース記事の内容をデジタル化し、相互に関係付ける。さらにこれらを、いつでもどこでも自己学習のために利用できる統合されたウェブプレゼンテーションの形に変換する。
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Jack Kustanowitz, University of Maryland Ben Shneiderman, University of Maryland
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 4, pp. 62-72 , October-December 2006
アノテーション付きのデジタル写真コレクションを用いて2レベルの自動レイアウト手法を例証する。この手法は、中心部分の一次領域と、その周辺部分に分布する二次領域により構成される。領域内部の画像オブジェクトのサイズが、離散的にしか変化しないため、これらを量子的に扱うことができる。我々のリアルタイムアルゴリズムにより、ユーザがキャンバスサイズを変更したり、一次領域を移動させたり、サイズ変更したりするためのインタラクティブな表示が可能になる。
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Muhammad Khurram Khan, Southwest Jiaotong University, China Jiashu Zhang, Southwest Jiaotong University, China
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 4, pp. 73-75 , October-December 2006
本稿で著者は、バイオメトリクス(生物計測量)の標準且つ自動的な同定手法についての本のレビューを行う。
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Lawrence A. Rowe, University of California, Berkeley Vince Casalaina, Image Integration
IEEE Multimedia, Vol. 13, No. 4, pp. 76-84 , October-December 2006
マルチメディア及びeラーニングの技術領域で活動する者ならば、Berkeley MPEG-1ツール、Berkeleyマルチメディア、インターフェース、及びグラフィック(Multimedia, Interfaces, and Graphics:MIG)セミナー/授業のウェブ上での放映システム、もしくはOpen Mashストリーミングメディアツールキットという名前を聞いたことがあるかもしれない。これらは全てLarry Roweに率いられた研究グループの成果である。本稿ではRoweに彼の最新の低コストシステムについて紹介してもらう。これは自動化されたプレゼンのデジタル化のためのシステムであり、技術とプロセスの両方をサポートするものである。特に彼は、デジタル化された資料の品質向上、撮影から後処理にかかる工程、システムの可用性、及びプレゼンテーションの視聴をサポートするためのメディアストリーミングについて、我々と意見を共にしている。
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