Science September 20, 2002, Vol.297
少数における強さ(Strength in Smaller Numbers)
極低温クラスター中のヘリウム原子は、いくつ集まると超流動効果を示すのだろうか
?Tangたち (p.2030; 表紙を参照のこと) は、2個から8個のヘリウム原子を含むクラス
ターにおける OCS 原子の回転及び振動運動の高分解スペクトルを取った。ヘリウム原子
は、分子の周りの赤道上に"ドーナツ"を形成しているように見える。そして、6個から
8個のヘリウム原子に対しては、回転の慣性モーメントの値はバルク液滴に対するもの以
下となっている。これらの結果は、ヘリウム原子数が5以下の小さなクラスターにおいて
は、超流動現象は起こらず、最近接殻中のヘリウム原子はバルククラスター中よりも強く
結合しているいることを示唆している。6−8個の状態では、バルク状態と似てヘリウム
原子は他のヘリウム原子と遠距離交換作用を受け、結合力が減少している可能性がある
。(Wt,Nk)
Quantum Solvation of Carbonyl Sulfide with Helium
Atoms
Jian Tang, Yunjie Xu, A. R. W. McKellar, and
Wolfgang Jäger
p. 2030-2033.
暗号に対するレーザーの鍵(Laser Key to Cryptography)
現代のメッセージ暗号化は、一つの向きには計算が容易であるが、反対方向には畳み込み
を解くことが困難な "一方向" 関数に依存している。Pappu たち (p.2026) は、無秩序な
媒体を通過して散乱されたレーザー光により生成されるパターンに基づく物理的な一方向
関数を与えている。結果として生じたスペックルパターンは、固定長の数字の鍵に加工す
ることができる。それは、確実な認証技術や情報符号化技術として有用である可能性があ
る。(Wt)
Physical One-Way Functions
Ravikanth Pappu, Ben Recht, Jason Taylor, and Neil
Gershenfeld
p. 2026-2030.
日々の擦り減り(Everyday Wear and Tear)
一般には、川筋を変えたり川底の岩(bedrock)を侵食する作用は大洪水の役割が圧倒的に
大きいと考えられている。しかし、台湾のLiWu川の現地調査により、Hartshornたち
(P.2036)は、造山活動が活発なこの地域の川では、通常の川の流れが川底の岩を深く削っ
ている主な原因であることを発見した。大洪水は、主に川底を広げたり丘斜面
(hillslope)を崩壊させたりしている。(TO,Nk)
Climate-Driven Bedrock Incision in an Active Mountain
Belt
Karen Hartshorn, Niels Hovius, W. Brian Dade, and Rudy
L. Slingerland
p. 2036-2038.
森の避難場所(Forest Refuges)
更新世の間の気候変動は、温暖な地域において大規模な植生の変化を引き起こした。にも
かかわらず、遺伝子学的な証拠が、レフュジア(待避地、refugia)と呼ばれる氷河期のよ
うな大陸全体の気候の変化期に比較的気候の変化が少なく他の場所では絶滅した種が生き
残った地域の存在を示している。Tzedakisたち(p.2004; Taberlet とCheddadiによる展望
記事参照)が行ったギリシャ北西部にあるイオアニア(Ioannina)盆地から得られた堆積物
の精緻かつ詳細な花粉分析により、ヨーロッパ南東部におけるこのようなレフュジアの存
在が確認された。ピンドス山地にオーク、パイン、モミ、ブナそして他の樹木の種の群生
が、明らかに地域的な気候条件が緩衝材となって13万年間生き残った。(TO)
ECOLOGY:
Enhanced:
Quaternary Refugia and Persistence of Biodiversity
Pierre Taberlet and Rachid Cheddadi
p. 2009-2010.
Buffered Tree Population Changes in a Quaternary Refugium:
Evolutionary Implications
P. C. Tzedakis, I. T. Lawson, M. R. Frogley, G. M.
Hewitt, and R. C. Preece
p. 2044-2047.
細菌性タンパク質の入出(The Ins and Outs of Bacterial Proteins)
グラム陰性菌において、分泌されたタンパク質や膜タンパク質は細胞質膜のタンパク質導
通孔を標的とする。アデノシントリフォスファターゼ(ATPase)のSecAは、可溶型と膜結合
型の間を循環し、ATP依存的translocon(ER膜上にある親水性のチャネル)を経由してプ
レタンパク質を分泌する。Huntたち(p. 2018)は、Mg-ADPが結合した場合とそうでない場
合の可溶性SecAの結晶構造をそれぞれ3.0と2.7オングストロームの解像度で決定した。そ
の結果、SecYEG結合に関わっていると考えられる表面に、プレタンパク質結合部位として
可能性のある部位が存在していることが分かった。ヌクレオチドの加水分解と遊離は領
域-解離反応に連動しており、これによってSecAとSecYEGとの結合の可否を決めていると
著者たちは提案している。(Ej,hE)
Nucleotide Control of Interdomain Interactions in the
Conformational Reaction Cycle of SecA
John F. Hunt, Sevil Weinkauf, Lisa Henry, John J. Fak,
Paul McNicholas, Donald B. Oliver, and Johann Deisenhofer
p. 2018-2026.
ポリマー中への環形成(Running Rings into Polymers)
高分子量の環式ポリマーの合成は、最終的な閉環のステップで希釈条件を必要とし、そし
て鎖のからみ合いによって妨害されるために、往々にして非効率的である。Bielawskiた
ち(p. 2041;McLeishによる展望参照)は、開環複分解重合法により200キロダルトンの分子
量の環式ポリエチレンを合成した。その重合方法は、重合鎖が環式化合物として除かれる
までその成長鎖をつなぎとめている。この環式ポリエチレンは、粘性といった物性面で直
鎖状異性体と異なっている。(KU)
CHEMISTRY:
Polymers Without Beginning or
End
Tom McLeish
p. 2005-2006.
An "Endless" Route to Cyclic Polymers
Christopher W. Bielawski, Diego Benitez, and Robert H.
Grubbs
p. 2041-2044.
炭疽菌のマクロファージの殺し方(How Anthrax Murders Macrophages)
活性化されたマクロファージの選択的破壊が、炭疽菌病原性の中心課題である。Parkたち
(p. 2048)は、この細菌によって作られた到死的因子(LethalFactor:LF)が、活性化された
マウスのマクロファージにおいてのみカp38MAPキナーゼの情報伝達カスケードを不活性化
し、細胞死を引き起こすことを報告している。この阻害がマクロファージの生存に機能す
る転写因子核因子Bの標的遺伝子のサブセットの発現を阻害する。免疫系におけるLFのこ
の有毒な効果が、炭疽菌病原性において主要な役割を果たしている可能性がある。(KU)
Macrophage Apoptosis by Anthrax Lethal Factor Through p38 MAP
Kinase Inhibition
Jin Mo Park, Florian R. Greten, Zhi-Wei Li, and Michael
Karin
p. 2048-2051.
一つのしみが全面に生じる(One Speck in All It Takes)
殆どの金属は空気中で急速に錆びつくが、非常に低い圧力下では、金属の多くは酸素を吸
収するが酸化されない。Thrmerたち(p. 2033;OverとSeitsonenによる展望参照)は、走査
型トンネル顕微鏡を用いて、鉛においては不純物が酸化反応への鍵となっていることを示
している。不純物のない鉛の結晶では、高温においても数多くの酸素単層へ曝露した後で
も酸化されない。温度をわずかに変えると、結晶の形が変化し、このプロセスが不純物を
さらす可能性がある。埋れ出た不純物が急速に鉛酸化物の核となる。酸化物成長の解析に
より、酸化物が一旦形成されると酸化物自身の成長を触媒することを示している。(KU)
SURFACE CHEMISTRY:
Oxidation of Metal
Surfaces
H. Over and A. P. Seitsonen
p. 2003-2005.
Autocatalytic Oxidation of Lead Crystallite Surfaces
Konrad Thürmer, Ellen Williams, and Janice
Reutt-Robey
p. 2033-2035.
大きくなることの代償(The Cost of Being Bigger)
ほとんどの哺乳類において、メスをめぐる争いの結果、性差によるサイズ二形性(sexual
size dimorphism; SSD)が生じている:多くの場合オスが大きい。オスはメスに比べて寿
命が短く、オスの攻撃性の結果対価を支払うのはオスであるし、ある研究によればオスは
メスより寄生虫の負荷が大きいという。Moore と Wilson (p 2015;Owensによる展望記事
参照)は多くの種にわたるメタ分析(展望研究)を実施し、SSDの程度や交尾の方式によっ
て計測すればオスが寄生されやすいことは予想されることであり、性選択性に依存してい
ることを見つけた。多くの種を通じて、性差による寄生負荷の差は、性差による死亡率と
関係している。(Ej,hE)
ECOLOGY AND EVOLUTION:
Sex Differences in
Mortality Rate
Ian P. F. Owens
p. 2008-2009.
Parasites as a Viability Cost of Sexual Selection in Natural
Populations of Mammals
Sarah L. Moore and Kenneth Wilson
p. 2015-2018.
持続的痕跡を残して(Leaving a Lasting Trace)
システムスケールでの記憶のコード化、保存および再活性化(たとえば、視覚的刺激によ
り指示される到達性運動)は、視覚的プロセッシングや運動性プロセッシングなどの様
々な機能に役立つ、別個の脳領域にまたがる神経の発火パターンが連合して関与している
と考えられた。HoffmanとMcNaughton(p. 2070)は、マカク属サルの脳新皮質の4つの部
位における神経の全体的効果の活性を、到達性タスクにわたって同時に記録した。タスク
後の休止期の間、到達性運動の間に生じた広範囲でそして相関した活性が、これらの領域
のうちの3つ(運動皮質、体性感覚皮質および頭頂皮質において)で検出されたが、前前
頭皮質においては検出されなかった。これらの知見は、同時ネットワーク活性が記憶の神
経的表現である、という概念をサポートする。(NF)
Coordinated Reactivation of Distributed Memory Traces in Primate
Neocortex
K. L. Hoffman and B. L. McNaughton
p. 2070-2073.
ブルームのハプロ機能不全、花開く(Haploinsufficiency Comes into Bloom)
癌遺伝学の広く受け入れられたモデルは、腫瘍形成には腫瘍抑制遺伝子の両方のアリルが
不活性化されることが必要であると提案している。しかしながら、マウスモデルに由来す
る最近の証拠からは、一方のアリルのみの変異(野生型腫瘍抑制因子がその正常な濃度の
半分存在する状態である、“ハプロ機能不全”を生み出す)もまた、癌のリスクに影響を
与えうることが示唆されている。Gossたち(p. 2051)はここで、マウスが、そのヒト癌
素因症状であるブルーム症候群についての原因遺伝子であるBlmの、一方が変異型コピ
ーでありもう一方が野生型コピーである場合に、腫瘍形成に対する感受性が亢進している
ことを示す。ヒト個体群の比較研究において、Gruberたち(p. 2013)は、同一のBLM変異
アリルに関してヘテロ接合体である中部・東部ヨーロッパのユダヤ人(Ashkenazi
Jews)は、対照被検体と比べて、2倍結腸直腸癌を発症しやすいことを見出している
(NF)
BLM Heterozygosity and the Risk of Colorectal
Cancer
Stephen B. Gruber, Nathan A. Ellis, Gad Rennert, Kenneth
Offit, Karen K. Scott, Ronit Almog, Prema Kolachana, Joseph D. Bonner, Tomas
Kirchhoff, Lynn P. Tomsho, Khedoudja Nafa, Heather Pierce, Marcelo Low, Jaya
Satagopan, Hedy Rennert, Helen Huang, Joel K. Greenson, Joanna Groden, Beth
Rapaport, Jinru Shia, Stephen Johnson, Peter K. Gregersen, Curtis C. Harris,
and Jeff Boyd
p. 2013.
Enhanced Tumor Formation in Mice Heterozygous for Blm
Mutation
Kathleen Heppner Goss, Mary A. Risinger, Jennifer J.
Kordich, Maureen M. Sanz, Joel E. Straughen, Lisa E. Slovek, Anthony J.
Capobianco, James German, Gregory P. Boivin, and Joanna Groden
p. 2051-2053.
万能サイトカイン(Versatile Cytokines)
1型インターフェロン(IFNαとIFNβ)は、多様な保護の生得的免疫経路を活性化すること
によって、ウイルスに対する防衛を補助する。もっと議論の余地がある作用様式によれば
、このサイトカインがさらにIFNγも制御する。IFNγは、2型インターフェロンであり
、順応性免疫応答の細胞仲介の部分を指示する。
Nguyenたち(p.2063)は、マウスにおけるウイルス感染に対して、IFNαはインターロイキ
ン12 (IL-12)に加えて、IFNγ依存性応答を活性化することの証拠を提供している。しか
しこの過程は、IL-12の第一標的でもあるSTAT-4(転写のシグナルトランスデューサと活性
化因子)の活性化を必要とした。この結果は、病原体に対する順応性および生得的の免疫
応答の制御における1型IFNの役割に再び焦点を与えている。(An)
Critical Role for STAT4 Activation by Type 1 Interferons in
the Interferon-gamma Response to Viral Infection
Khuong B. Nguyen, Wendy T. Watford, Rachelle Salomon,
Sigrun R. Hofmann, Gary C. Pien, Akio Morinobu, Massimo Gadina, John J. O'Shea,
and Christine A. Biron
p. 2063-2066.
止まらない変異(Runaway Mutations)
胚中心(GC)は、組織化したリンパ組織における一過性の構造であり、外来抗原に対する
Tリンパ球とBリンパ球の協同的応答によって形成される。体細胞性抗体遺伝子の激しい変
異(過剰変異)および抗原による細胞の増殖と死が、GCにおいて発生し、高親和性抗体を生
成するB細胞を選択する。また、GCの宿主等価のイベント(GCs host equivalent
events)がB細胞の自己抗原と自己免疫に対する異常な応答を引き起こすことがこれまで
に推測されてきた。意外なことに、Williamたち(p. 2066;FuとStorbによる展望記事参照)
は、強い自己免疫性の表現型をもつマウスの背景において、自己反応性抗体をコードする
遺伝子の体細胞性過剰変異は、GCに隣接してはいるがGCとは異なった領域に発生すること
を発見した。広範囲の体細胞性変異がGCとは別個のものであることは、自己免疫への進行
の重要な因子を意味するのかもしれない。(An)
IMMUNOLOGY:
Autoreactive B Cells Migrate
into T Cell Territory
Yang-Xin Fu and Ursula Storb
p. 2006-2008.
Evolution of Autoantibody Responses via Somatic Hypermutation
Outside of Germinal Centers
Jacqueline William, Chad Euler, Sean Christensen, and
Mark J. Shlomchik
p. 2066-2070.
沈み込みの開始(Starting Subduction)
沈み込みによって山々が出来、地震や火山が生じ、ある程度のプレートテクトニクスを引
き起こされるし、マントル対流に呼応したプレートダイナミクスが生じる。しかし、我
々は沈み込みがどうして起きるのか、いかにして始まるかについての理解が乏しいのであ
る。Houseたち(p. 2038)は、隆起の熱年代測定法による年代と、ニュージーランド南方の
島のFiordland地域の地球力学的モデルの両方を結びつけ、太平洋プレート下にあるオ
ーストラリア・プレートの沈み込みが丁度Fiordland沖で約1200万年前に始まったという
ことを示した。このように、我々は地球で認められたたった一つの例である、現在沈み込
みが始まった地域を観測している。このことはどのように沈み込みが活動するかを理解す
るための自然の研究室を提供してくれている。(hk)
Uplift in the Fiordland Region, New Zealand: Implications for
Incipient Subduction
M. A. House, M. Gurnis, P. J. J. Kamp, and R.
Sutherland
p. 2038-2041.
相補性によってmiRNAがsiRNAになる(Complementarity Makes an miRNA an siRNA)
動物においても、また今や植物においてもたくさん見つかるMicroRNAs(miRNAs)と、小さ
い中間RNAs(siRNAs)とは、大きさが基本的には同一で、〜22ヌクレオチドからなり、どち
らも同じ酵素Dicerによって産生される。miRNAのlin-41とlet-7は、標的mRNAsの翻訳を
、それらの3'-非翻訳領域にある不完全にマッチした結合部位に結合することで、下方制
御することが知られている。この機構は、すべての知られている動物のmiRNAsが作用する
方法であるらしい。siRNAsは、その標的部位とまったく相補的であって、RNA干渉におけ
る中間体であり、その働きの結果は標的RNAの分解である。2つの報告が、こうした機能的
区別がどうして生じるかについて光を投げかけている(Baulcombeによる展望記事参照のこ
と)。HutvagnerとZamoreは、試験管内においても生体内においても、標的結合部位への
let-7 miRNAの相補性の程度が純粋に、それがmiRNAとして働くか、siRNAとして働くかを
決定している、ということを示した(p. 2056)。彼らはまた、標的RNAの切断を指示する
siRNA-タンパク質複合体が多重代謝回転酵素として機能できるということも示している
。Llaveたちは、少なくとも1つの植物miRNA(シロイヌナズナ由来のもの)が、いくつかの
タンパク質-コーディング標的RNAと完全なマッチをすることを示している(p.
2053)。RNAiに見られるsiRNAと同様に、また特徴付けられた動物miRNAsとは異なり
、miRNA 39は、これら標的の切断を指示できるのである。(KF)
Cleavage of Scarecrow-like mRNA Targets Directed by a Class
of Arabidopsis miRNA
Cesar Llave, Zhixin Xie, Kristin D. Kasschau, and James
C. Carrington
p. 2053-2056.
A microRNA in a Multiple-Turnover RNAi Enzyme Complex
György Hutvágner and Phillip D. Zamore
p. 2056-2060.
直接的な助け(Direct Assistance)
Bリンパ球とTリンパ球の応答は双方とも、特別のヘルパーTリンパ球による支持を必要と
する。このヘルパーTリンパ球は、Bリンパ球とTリンパ球の効果を細胞表面タンパク質
CD40を介して仲介するのである。B細胞では、この支持には、CD40-リガンド(CD40-L)を発
現しているヘルパーT細胞との直接の相互作用が含まれている。CD8+ T細胞で
は、そうした助けは、第三者である抗原提示細胞(APCs)上のCD40を介して生み出された信
号に依存していると考えられてきた。Bourgeoisたちは、CD8+ T細胞において
存在し、APCsでは存在しない、CD8応答の準備刺激のための生体内システムを開発した(p.
2060)。予期した通り、CD40-Lを介した助けを供給するにはCD4+細胞が必要と
されたが、CD4+細胞はAPC上のCD40を必要とせずにCD8+ T細胞記
憶を産生することができた。APC上のではない、CD8+ T細胞上のCD40の役割は
、B細胞記憶形成において用いられているのと並行した直接的な助けの形式を示すもので
ある。(KF)
A Role for CD40 Expression on CD8+ T Cells in the
Generation of CD8+ T Cell Memory
Christine Bourgeois, Benedita Rocha, and Corinne
Tanchot
p. 2060-2063.